厄払いの思ひで

厄払いは節分の前までに
行かないといけないんですって。


節分前日の2月3日
滑り込みセーフで行って来ましたよ
門戸厄神



門戸厄神さんは厄払いに行った日から1年間
毎日ご祈祷して下さるそうです。



ちかくの○×観音だったら、
3千円でやってくれると聞き
んじゃ、そっちでええやん。と思いましたが
3日間しか祈祷してくれないとのこと。



ほんなら門戸厄神さんのほうがバリューやんか。
ということで、わざわざ午前半休をとって行きました。



30代にはいって2度目の厄年なので
前厄・後厄も入れたら5回目になるので
厄神さんには名前を覚えられてると思います。



・・・というのにはワケがありまして。
デビューが強烈だったんです。



あれは、初めての厄払い。
かれこれ5年前のことです。



ご祈祷してもらう前に
申し込み用紙に
住所・年齢・氏名、お願い事を記入して
受付に渡すんですよね。
住職さんが祈祷するときに
スラスラ読み上げることができるように
住所や名前の読み方なんかをチェックしはるんです。



ほんで、願い事記入欄には
予め「厄除開運」とだけプリントされていて
「他にお願い事があればお書き下さい(1つか2つ)」
ってなことが書いてあるんですよ。



記入台には「こんな四字熟語があるわよ」と
ご丁寧に見本が貼ってあるんですが



私はこれに気がつかず
「え〜、2つしか書かれへんのか〜
どないしよ、どないしよ」と悩んだ挙句




◎家族みんなにとって幸せな一年でありますように(←優等生)
◎お金が貯まりますように(←がめつい)



という2つの文章を書いちゃったんです。



なぜか受付もスルーして



いざ、本番。



50人ぐらい座ってたでしょうかねぇ



住職さんが順番に
みなさんの住所・氏名・生年月日
そして願い事を
独特の節回しで読み上げていくわけです。



大阪市〜北区〜ホニャララ(町名)〜
くすのき〜ふさえ〜氏〜、(中略)
厄除開運〜、家内安全〜、無病息災〜のため〜に〜」
とかゆーカンジでね。



うわ〜、住職さん
みんなの願い事をアドリブで
一瞬にして四字熟語にトランスレートして
読み上げてはるわ〜、
すごいな!!!とか思いながら。



ほんで
大阪市中央区〜上町〜」ときて
おっ、私の番や!と思って
姿勢を正した次の瞬間
「家族〜みんなにとって〜しあわせな〜いちねんで〜
あります〜ように〜」って唱えられた時には
「△*%$#!!!!!????」って(笑)。



「おかね〜が〜たまり〜ます〜ように〜」って
唱えられているときはホンマ恥ずかしくて
ふすま突き破って逃げ出したろかと思いました。


みんなきっと
「あのひと、厄払いにきてるのに
お金が貯まりますように、やって!
図々しいにもホドがあるな。ププ(笑)」
って思ってんねんやろな〜と。



ほんでやっと、
みんなの願い事お唱えコーナーが終わって
エンディングのお経に突入かと
ホッとしたのもつかのま。
それは間奏でして(笑)
ありがたいことにもう一巡して下さいました。



私の願い事を安定したフレージングで
唱え上げてくれた住職さん。
ありがたいやら、申し訳ないやら。


そんなことがあったので
きっと厄神界では「やまだゆか」っていう
ちょっとおっちょこちょいなヤツがおるでって
ウワサになってて



うわ、今年も来たけど
フツーやったな、つまんねぇの!とか
いろいろ言われてるかもしれないな。




*Next Live*

2月9日(木)20:00〜
「YAKATA de voce」@道頓堀
music charge:1500yen
速水佐保(pf)
清水邦彦(bs)
バーキン由香(vo)