猟奇的すぎるカノジョ

「ぼくのエリ」っていう
スウェーデン映画を観ました。


ヴァンパイヤの女の子エリと
12歳のいじめられっ子オスカーの
ラヴストーリーでした。


物語は割と淡々と進むんだけど
ヴァンパイヤの女の子が時々
ものすごく動物的な動きをするので
怖いし、ギクっとする。
目ヂカラすごいし。


雪に覆われたスウェーデンの静けさ
透明で不気味な空気感と
思春期の少年達が持つ残酷性
エリの掴みどころのない存在感
そして猟奇性
(いつも血まみれなんだもん)


結局、二人はこれからもずっと
一緒にいることを選んだわけですが


うーん
ハッピーエンドではないな、
この映画。


だって、エリは歳をとらない設定。
少年だけどんどん歳をとっていく。


正体がバレへんように
すみかを転々とせなあかんし
(エリの住む街では当然
たくさん犠牲者が出ます)
「別れる」とか言おうもんなら
血ぃ吸われて捨てられそうやし(笑)


オスカー少年よ、ご愁傷様です。
大変なカノジョをGETしちゃったね。


と思ってしまった。。。